るくさんのページ

OLは よめに しんかした!


蜂が車の中に入ったかもしれなくてパニックになった.

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こんにちは。るくさんです。

最近めっちゃ怖いことがあり、頑張って対処したのでその記録です。

 

まず前提として、私は虫が苦手で、蜂もとても怖いです。何もしなければ襲ってこないよ〜と思うかもしれませんが、虫の心なぞわかりませんし、人間ですら何もしなくても襲ってくることもありますので(?)、虫や蜂が近くに来るだけで心臓がドッキンドッキンします。

 

それでね。うちの周辺、まあよく蜂が出るのよね。種類はアシナガバチで、ブンブン飛んでるだけじゃなくて毎年いろんなところに巣を作るんだよね。うちは賃貸で集合住宅なんだけど、向かいの戸建ての壁、隣の庭との境、共用玄関の入り口ドア横、共用通路側の窓枠などなど… 場所を選ばず、神出鬼没。油断しているとあっという間に小さい巣ができてます。(なんでかな。近くに川があるから?)

共用部は賃貸の管理会社に連絡すれば巣をとってくれるのですが、自分のお部屋の庭とか、占有部分は自分たちでなんとかする必要があります。蜂が一匹で作ってるような10cmくらいの小さい巣は、夕方頃に殺虫スプレーしたり物理的に落としたりして、みんな自分たちでなんとかとってるみたいです。

 

 

それで先日、久しぶりに車乗ろうと思ったら、近くを蜂がブンブン。ベビーシートを調整しようとしているちょっとの間に、車のドアの内側あたりをブンブン。やばっと思ってドアを閉めようとしたのですが、境界あたりをふらふら飛んでてなかなか閉められず…。

 

するとドアの下部に止まったので、ドアを閉めたら挟まるかな(蜂よゴメン!南無三!)と思ってバンバン数回ドアを開け閉めしました。そう、ここで攻撃に出てしまったのです。そしてそろ〜っとドアを開けると、ちょっとまだ動いてたけどもしかしたら挟まれちゃったんじゃない?っていうホラーな状況になってました。

そこで、一旦部屋に戻り、蜂が動かなくなるのを待つことにしました。娘の授乳をして、ちょっと心を落ち着かせ、再度様子を見に行ったところ、、な、なんと!蜂が消えてしまったではありませんか…!

 

蜂はたしかにドアの下側にいたのに。どこいった!蜂!!まさか、車の中!?!?とパニックになり、お出かけは中止。怖くて車に近寄れないので、夫が車を使う日まで数日待つことに。ゴメン夫…!君は生贄だ!(※ 事情を話すと、大丈夫だよたぶん中にいないから、と自ら乗ることを提案してくれました。ありがとう)

 

本当に蜂は車の中に入ってしまったのか…?落ち着いて状況を何度も思い出そうとします。

ドアを開けたら蜂はいなかった → 下にも落ちていなかった → 見に行ったのは30分後なので他の生物に食べられた(移動させられた)とも考えにくく、たぶん蜂は生きている、と結論づけました。

しかもドア下部をよく見ると、どうやらそこはぴっちり閉まっているわけではなくわずかに隙間があって蜂は挟めてなかった様子…。なんで挟めると思ってしまったのか、下手すると反撃されてたかもしれません。あんぽんたんだったわ。

 

…となると、蜂は外に出たか中に入ったかになります。

 

ネットで調べると、蜂は3.5ミリくらいのところまで入れちゃうらしく、ドアとドアの間の隙間から入った柱の部分とか、サイドミラーの枠の間から入ったミラーの裏側とかにも巣を作れちゃうみたいで…

また、車の中に蜂が入るとエアコンフィルターとか狭いとこに入っていって出てこなくなることもあるとか…。万が一、チャイルドシートのクッションの隙間とかに入ってて娘が刺されたら… と考えたら怖すぎます。恐怖。。

このとき、私はとんでもないことをしてしまった、蜂が出ていくのを見届けるべきだった、と激しく後悔しました。

 

その日は暑くて、もしかして車内温度が高温になって蜂がお亡くなりにならないかなと思ったのですが、蜂は45度くらいまで耐えれちゃうらしいので望みは薄く。窒息はしないのかなと思ったのですが、人間も車を締め切ってても窒息しないし、車には空気穴がある様子。また餓死までは何日かかかるようで… どこかでころっとお亡くなりになって、踏んで針が刺さらないかな、などの心配もありました。

 

車に近づくのが怖いので、インターネットで車のドアの内側の画像を調べて見てみることにしました。すると、あることに気がつきます。

あれ?ゴムパッキンがある。そう、私は知らなかったのですが、このゴムの部分でドアの開閉時の衝撃を吸収したり風雨・騒音などから守ったりしているみたいです。確かに、ドアを閉めたときに隙間があったら、虫とか雨とか入り放題ですよね。

そしてそのゴムより内側は乗り込み部となっていて接する面がないので、蜂が挟めるスペースがないことがわかりました。となると、たぶん、たぶんだけど、ゴムの外側だったから、蜂は中には入っていない。そう!車の中には入っていない!!!よ、よかった…( ; ; )

 

そして数日車を観察したところ、どうも車の後輪をガードしてるボディの部分っていうのかな、その裏側に蜂がふらふら出入りしている様子。下から覗き込むと、アシナガバチが巣をつくっておりました。たぶん挟もうとした蜂もこれじゃないかな、と推測。

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いつまでもそこで蜂を飼っていると安心して車を使えないので、なんとか勇気を出して退治することにしました。お家にあるのはゴキジェット プロのみ。またまたネットで検索したところ、蜂用でなくても効き目はあるとのことで、また、殺虫剤のかかった巣は使い物にならなくなるとのこと。時間帯は蜂の活動がにぶくなる夕方を狙いました。

 

 

蜂よ!これも自然の摂理だ!(?)ということで意を決してゴキジェットを噴射。1回目のとき、巣のあたりからもぞっと何かが動いたのが見えて、とりあえず走って家の中に退避。本当は走ったらダメみたいなんだけど、怖いのでゆっくり動くのむずいです。

時間をおいてスプレー→逃げることを数回繰り返しました。怖くてよく見ていないうえ、風があってスプレーが流れるので当たってるか不明。たまに間違えて車に噴射してボディがテカテカに。。ごめん夫くんの愛車なのに…。

 

 

まあたぶんスプレー当たったでしょう、というところで、あとは夫にお任せ。翌日、半日くらい車を使ったところ車内にも車外にも蜂はなしとの報告で、あとは巣をころっと落としてもらっておしまい。

長い戦いに終止符が打たれましたとさ、ちゃんちゃん。

 

この出来事から得た教訓は、「蜂が車に入ったら出ていくのを見届ける」「チャイルドシートの調整は車の中から(ドアの開閉は最小限に)」「蜂に攻撃すな」です。現場からは以上です。