イラスト: 鳥が飛ぶマネ
「あの人は何を考えているのだろうか」
人の考えを的確に読みとって理解する。他人の心は覗けないので、なかなか難しいですよね。
人の心は読めないのですが、人の行動や動きから考えを推測する方法はあります。
今回はどなたでも簡単に実践できる心理テクニックを3つご紹介したいと思います。
1. 腕や足を組む
伝わるメッセージ→
「私は心を開いていませんよ」
体を守るように腕や足をクロスさせることから、相手に心を許していないことが伺えます。
初対面の方に会う際など、緊張するかもしれませんが、手足を組まないように心がけると良いでしょう。
〈上級編〉
足先を相手に向け、少し身を乗り出すと「興味がありますよ」というメッセージになります。
2. 同じ動きをする
伝わるメッセージ→
「あなたの仲間ですよ」
ミラーリング効果:
好意を寄せる相手と同じ行動やしぐさをしてしまうこと。もしくは、自分と同じ行動やしぐさをする相手に好意を持つこと。
〈初級編〉
相手と同じタイミングでコップを持ち上げたり、歩調を合わせてみたりしてみましょう。
〈応用編〉
相手が腕を組んでいる場合は、逆に腕を広げてみましょう。相手と同じように腕を組むと心がますます閉じてしまいます。また、あえて逆の動きをすることで、次にミラーリングを行ったときの効果が強まる傾向にあると言われています。
3. 目が右に動く
伝わるメッセージ→
「想像していますよ」
人間は、過去のことを思い出すときは目が左に、まだ起きてない未来のことを想像するときは目が右に動くと言われています。
「昨日は何してたの?」
「えーっと宇宙に行ってた」
と言ったときに、目が右に動いていたら、嘘である可能性が高いことが予想されます。
〈上級編〉
過去の話をするときに少し話を盛りたくなることもあるかもしれません。そのときは、目が右に動かないように意識してみましょう。
※ 嘘つきはあまりよろしくないので、ほどほどになさってくださいね。
終わりに
今回ご紹介したものは、いまからでもすぐに実践できるものばかりです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。