るくさんのページ

OLは よめに しんかした!


メダルゲーム.

こんばんは。るくさんです。

小さいことでも喜べる心、持っていますか?人間には忘れるという機能がついていますからね、大きいことはもちろん小さいことも幸せだといつでも感じられると、いつも幸せな気持ちでいられるのかな。

 

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私は小さい頃、大型スーパーにある割とこじんまりとしたゲームセンターが好きでした。お目当はメダルゲーム。百円玉を親にもらい、10枚程度のメダルで遊ぶ。すぐメダルがなくなってしまう日もありましたが、時々すごくよく当たって100枚ほどに増えたこともありました。
 
遊び足りなくて、家で妹とメダル風の遊びをしたこともありました。どれだけメダルゲームが好きなんだって感じですよね。いつ遊んでも楽しいメダルゲームでしたが、小学校高学年になった頃には習い事や部活に励むようになり、次第に遊びに行かなくなりました。けれど、「大きくなったら、千円札を使ってメダルでたくさん遊ぶんだ!」という気持ちは心の奥で待ち続けていました。
 
しばらくゲームセンターには縁のなかった私ですが、先日なぜかゲームセンターの話になり、「メダルゲーム、そういえば好きだったなあ」と思い出しました。その話をしてみたところ、実際にゲームセンターに行くことになりました。
 
念願の千円を使ってのメダルゲームです。わくわく。何十年ぶりかにゲームセンターに行きましたが、メダルゲームがだいぶ進化していて驚きました。釣竿みたいなコントローラーがついていたり、大きな画面がついていたり。使い勝手はそこまで大きく変わったようには思わなかったのですが、機械の性能も上がり、エンターテイメント性が上がったように感じました。
 
久しぶりにメダルゲームをした感想は、「やっぱり面白い」でした。昔から、大人の人がたくさんメダルを使ってゲームをしているのを見て羨ましいなあと思っていましたが、いま、それができたということ。なんだか、大人になったんだなあという不思議な感覚がしました。
 
一喜一憂しながらもメダルゲームをして2時間くらいは経ったでしょうか。あんなにたくさんあったメダルも、気がつけば全て使ってしまい、手元には一枚もなくなってしまいました。すると「もう千円やる?」と聞かれました。嬉しいと同時に、ちょっと悲しい気持ちになりました。
 
小さいころは、100円で満足して十分遊んでいたのに、いまは二千円も使ってしまえるなんて。。気がつかないうちに、子どものころの純粋な気持ちがなくなってしまったような、小さいことで満足できなくなってしまったような、そんな気がして少し切なくなりました。ゲームセンターの大きな音や独特な空気感にやや疲れを感じたこともあり、結局その日は追加でメダルを購入せずにここで切り上げて帰りました。
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小さいことでも、純粋に喜べるような心を忘れずにいられたら良いなと思いました。それではまたにー☆