こんにちは。るくさんです。
前回のお話の続き、胎嚢が確認できて数日後〜1ヶ月の期間の出来事です。
この時期はつわりも徐々に始まっていたのですが、今回は、リンパ節炎とお薬にスポットを当てて書いてみたいと思います。
あれ?首にしこり…?
朝起きて洗面台へ向かい、スキンケアなどをしているときに気がつきました。
顎の左下のちょうどリンパのラインに、ぽこっとしたコブのようなしこりのようなものができていることに気がつきました。
幸い、喉の痛みはなく、しこりも痛みはなかったのですが、心配だったので産婦人科に相談しました。
ちなみに、この頃はくしゃみも頻繁にでていたし、水のような鼻水もよく出ていましたので、これも一緒に相談しました。もともとアレルギー性鼻炎持ちではあったのですが、季節は5月で何の花粉に反応してるか不明でした。
妊娠すると免疫が落ちるというので、それのせいもあったのかもしれません。妊婦性鼻炎というやつもあるみたいで、妊娠されている人の中には私と同じように鼻水たれる問題に悩んでいる方も多いかもしれません。
それで、産婦人科の先生からは、一度耳鼻科にかかってくださいと言われました。もし出されるお薬が心配でしたら、電話で良いので、飲んでも大丈夫か問い合わせてくださいね、とも言われました。ありがたや〜。
耳鼻科でお薬をもらう
早速耳鼻科にかかり、妊娠していることを告げて診察を受けました。
たぶんリンパ節炎だろう、とのことでした。
細い管状のカメラを鼻から通され(先生すごく上手で痛くありませんでした)、喉が腫れていないことも確認してくれました。
そして、首のあたりを、ぐりぐりぐり。痛い、そこです、とやりとりをしながらしこりも触診してもらいました。
あと、くしゃみと鼻水のことを話すと、薬出しときますね、とのことでした。アレルギー検査もできるよ、と言われたので、してもらうことにしました。採血をして、近くの調剤薬局で薬を処方してもらって、その日は終了でした。
妊娠を伝えたから大丈夫?
耳鼻科でも調剤薬局でも、妊娠してるって言ったうえで薬が処方されてるから大丈夫だよね、と思い、薬を飲みました。
ちなみにそのとき出された薬を、下にメモしときます。
妊娠中も処方されることがよくあると言われるカロナールは、とんぷくだったので使用せずに済みました。
関係ないうえに個人的になんだけど、ザイザルは花粉症の人にオススメです。アレグラより効きがよくて、アレジオンより喉が乾燥しないし、人によっては眠気の副作用があるみたいだけど私は平気で、妊娠前によく飲んでました。
さて、こんなにたくさん薬を出されてしまいましたが、薬剤師さんの「母体が健康でなければ赤ちゃんにもよくないので、まずはお薬をちゃんと飲んではやく治しましょう」という言葉を信じて1週間処方されたとおりに飲みました。
1週間後に不安になってくる
お薬を飲んだおかげで、くしゃみと鼻水は良くなってきました。
ただ、肝心の首のしこりは、少し良くなった感じはありますが、まだ残っていました。
そうなると、引き続き薬を飲まなきゃいけなくなるのかな、ということになりますよね。
ここで不安になってきたのが「プレドニン」というお薬。ステロイド薬は、妊娠とか関係なく、使わない方が良い派の人も一定数いますよね。飲んでいる量は少ないとはいえ、飲んで本当に大丈夫だったのかな…とここにきて不安になる私です(おそっ)。
お薬を飲み始めて1週間経ってしまいましたが、心配になったので産婦人科に電話で問い合わせました。
まずは受付の人に「あの、1週間飲んでしまったんですけど…」と事情を話し、お薬の名前を伝えました。思ったけど、カタカナで聞きなれない名前の薬が多いので、聞き取ってもらうのが結構大変だったかな。汗
先生は忙しいようで、保留がだいぶ長かったのですが、なんとかつながりお話を聞けました。
私の不安は的中しました。他のお薬は飲んでもらって大丈夫だけど、プレドニンだけちょっと心配かな、とのこと。
必要ならもちろん飲んでもらっていいんだけど、長期的に飲むと少し…心配かな、ということでした。
耳鼻科の先生は、必要だから出したんだと思うんだけど、え、じゃあどうしよう、と思いました。
耳鼻科には週1くらいのペースで通っていたので、そのときに産婦人科の先生にこのお薬が心配だと言われた、と相談すると、じゃあちょっと良くなってきてるしやめようか、という話になり処方量など調整してもらいました。
妊婦と薬の考え方を聞いた
後日、妊婦健診があったので、そのときに再度お薬のことについて聞いてみました。
この頃、ネットで見た「妊婦は薬を飲んだら危険!」「私なら飲みません」などといった言葉に不安があり、怯えていました。
そんな言葉を見たら、誰だって「赤ちゃんに万が一のことがあったらどうしよう」と思って薬を飲むのを躊躇してしまうのではないかと思います。
まず先生に言われたのは、飲んでしまったものは心配しても仕方がないということです。
まあそうだよね、飲んでしまったものをどうこうしようというのは無理なことです。はい、その通りです。
次に、先生がどうやって、その薬を飲んで良いか判断してるのか、考え方について教えてくれました。
妊娠中の服薬は医師に相談を、と言われるのは、薬を飲むことが胎児に影響がある「かも」しれないからです。
この「かも」というのが非常にトリッキーで、裏を返せば、薬を飲まなければ副作用の心配がないので、飲まずに済むなら飲まなければ良い、となるのです。
お医者さんは、どのお薬が人体にどんな影響を与えるのか、その調査結果がまとめられているデータベースを持っています。
先生は、それを見ながら、これくらいなら大丈夫かな、とか、この薬なら飲んで問題ない、などを判断するそうです。
忘れていけないのは、持病などでお薬を飲み続けなければいけない人もいるということです。結論として、きちんと調べたうえで必要なら飲んで大丈夫ですからね、ということでした。
私はこの説明にとても納得しました。薬が必ずしも悪ではないとわかって安心しました。また、不安なことはきちんとお医者さんに聞くということも大切だなと感じました。
リンパ節炎のその後
だいぶ時間はかかりましたが、1ヶ月ほどで完治しました。結局3〜4回くらい耳鼻科にかかったかな、と思います。途中から薬なしになって、様子見で通っていました。
その度に、ぐりぐりと首のしこりを押されていました。最初は「大丈夫か??」と不安に思っていたのですが、今思えばマッサージだったのかもしれません。しこりはだんだん小さくなっていきました。
しこりの位置はたまに移動していました。あれ、今日はちょっと位置が下だな、とか。笑
気がつけばしこりはなくなっていました。治ってよかったです。
ちなみに、アレルギー検査の結果は、スギとかヒノキなどは全然問題なくて、ハウスダストにちょっと反応が出てるかな、くらいでした。鼻水の原因は結局不明のまま…。アレー
おわりに
これらの出来事から考えると、先生にきちんと相談して、納得したうえでお薬を飲むということが大事なのかな、と思いました。
変に我慢してもっと体調が悪くなって、結局胎児に悪い影響が出てしまっても嫌ですしね。
このあたりの考え方は、人それぞれなところがあるので、納得できる考え方を見つけられると良いと思います。
それでは、またにー☆