オーストラリアに留学していたときのこと。
バスに乗って通学していたのですが、驚いたことがありました。
(タイトルでほとんど内容がバレてしまいましたね。)
■ "Thank you!" と言って降りる
さも当然かのように、そしてごく自然に。
「運転してくれて、乗せてくれてありがとう」という気持ちを込めて、お礼を言って降りていくオーストラリアの方々。
わ、私も言ってバスを降りるのか。
ドキドキ。
なんて初めは思っていましたが、慣れてくると言わないなんて変だなと感じるようになりました。
■お金を払ってサービスを受ける
「お金を払っているのだから乗せてもらうのは当たり前」なんて思っていたのではと改めて考えさせられる出来事でした。
いまは日本にいてバスを利用することもありますが、降りるときにお礼を言っている人はほとんど見かけません。
たまにおばあちゃんが「ありがとうね〜」と言って降りていくのを見かけるとほっこりとした気持ちになります。
「ありがとうございました」
たった一言、されど一言、ですね。
■おわりに
それからというもの、私は会釈して降りるか、人が少ないときにはお礼を言って降りるようになりました。
まだまだシャイガールですが、ちょっと進歩しました。
こうした「ありがたい」という気持ちもさりげなく伝えられたら素敵なんじゃないかなと思いました。