☆今回はイラストに色つけてみました。
息を吸って、息を吐いて。
2. 8秒かけて息を吐く
無意識に行っている呼吸。
最近、呼吸は健康と密接な関係があるのではないかと思い始めてきました。
今回は、呼吸が身体へもたらす影響についてまとめてみました。
呼吸の役割
呼吸とは、「息を吸い込んで、吐くこと」ですね。
空気中の酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出しています。
自律神経について
ここで、突然ですが自律神経についてのお話です。自律神経は、胃腸や心臓などの動きや呼吸をコントロールしています。
自律神経には、身体を休ませる副交感神経と活性化させる交感神経があります。運動したり興奮したりしているときは交感神経が優位になり、食事をしたり休んでいるときは副交感神経が優位になります。
神経が高ぶっていたりストレスがたまっていたりすると、交感神経が優位になりなかなか身体が休まりません。
呼吸で自律神経をコントロールする
副交感神経が優位なときは呼吸がゆっくりになり、交感神経が優位なときは呼吸が速くなるという特徴があります。
この特徴を逆手にとり、ゆっくりと呼吸することで副交感神経を優位にさせましょう、というわけです。
やってみよう!
次の呼吸運動を行ってみてください。私は、疲れているときや忙しいときは、こちらの方法での呼吸が全くできません。
※ くらくらすることがあるので、イスなどに腰をかけて行なってください。
背筋を伸ばしたら、スタートです。
1. 4秒かけて息を吸う
1..2..3..4..と数えながら、ゆっくり息を吸いこみます。
2. 8秒かけて息を吐く
フーーーー。口をすぼめてもいいので、少しずつゆっくり息を吐きます。
ポイント: 8秒もたなかった方は、「2秒吸って4秒吐く」「3秒吸って6秒吐く」といったかたちで、無理のない範囲で呼吸を整えましょう。
3. 息を吐き切ったら、「フッフッフッ」と息を出してみます。
ここが重要なポイントです。まだ息が出た方は息が吐ききれていなかったことに気がつくと思います。
4. 4秒かけて息を吸いこむ
ゆっくりと息を吸ったら、呼吸を整えましょう。
以上になります。
呼吸が浅いと..
呼吸が浅い場合、吸いこむ量も少ないのですが、吐く量も少なくなります。結果的に呼吸数も増えていくわけですね。
呼吸数が増えると、息苦しさを感じたり、不安を感じたりしやすいと言われています。
身体や心を健康に保つためにも、呼吸は深く行えると良いですね。
終わりに
生まれてから意識せずとも毎日のように行ってきた呼吸。これからは忙しいときや気分が優れないときがあれば特に意識して、ゆったりと息を吸って吐くことで自分をリラックスされられたらなと思いました。