今まで、人と意見がぶつかるたび、上手く気分を切り替えられず悩んできました。そのため、コミュニケーション学や心理学を専攻したり、たくさん本を読んだりして勉強してきました。
その中で、今年はじめて、電撃が走るような本に出会いました。
- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/16
- メディア: Kindle版
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ご存知の方も多いと思います。
心理学者の三大巨頭のうちの1人、アルフレッド・アドラーさんの心理学がベースとなっているこの本です。知人がFace book にて紹介しているのを見てピンときて、買ったら1週間ほどで読みきりました。
この本を読んで、
- 感情はコントロールできる
- トラウマは存在しない
- 目的論
- 他人と自分の線引き
- すべての悩みは対人関係にある
などと、いままで自分の発想になかったことばかりが並べてあって、目からウロコでした。様々な意見はあると思いますが、私は賛同できる部分が多いと感じました。いままで腑に落ちていなかった部分がピタッとくっつくような(?)そんな不思議な感覚でした。
「この本に出会うのが早くてよかった」、そう感じる本はいままでにあまりなかったような気がします。50歳になるまでには少しずつ見方を変えていけるように頑張りたいと思います。
余談ですが、私はストレスにあまり強くありません。社会人になってからさらに、ストレスが体調にダイレクトにくるようになりました。
いままでの私であれば、「嫌なことがあってストレスが溜まったから体調崩してしまった」と考えたと思います。いまは、「身体を休めてそっとしてもらいたいから体調を崩す」と考えています。この一年で自分との対話が上達したことで、自分をもっと大切にできているのではと感じます。
昨年から大きく進歩したのは、風邪を引きにくくなったこと。昨年、仕事が集中する時期に風邪を引いてしまい、多いときは一ヶ月に一回ペースで風邪を引いてたこともありました。今年は風邪引きかけくらいでスッと治せていたのでよかったです。
胃腸はいまだに調子が悪くなることも多く、漢方薬や胃薬を飲んでいますが、ゆっくり焦らずやっていきたいと思います。
まだまだ難しい部分はありますが、人生のターニングポイントとなったのは間違いありません。興味のある方は、ぜひ読んでみてください、とオススメしたい一冊でした。