るくさんのページ

OLは よめに しんかした!


食器棚の棚板を自分で増設してみた【DIY初心者】.

こんにちは。るくさんです。

 

本日はDIY初心者が、食器棚の棚板を作って増設してみたよってお話~。

棚っていっても板材だから、DIYレベルは低いかなと思って挑戦してみました。

初めてだと分からないことだらけで気苦労も多いですが、結果、それほど手間もかからず満足する出来に仕上がりました!

その様子をまとめておきたいと思います。

 

 

 

DIYってなんか大変そう

最近、何かと流行っているDIY
お昼の番組でもDIYに特化したコーナーがあるくらいの、人気ぶり。

 

この「DIY」の響きと、「DIYで作ったんですよ~」という作品をただひたすら見ているのだけ好きな私。

 

この前も、あっかりちゃんがオシャレな棚作ってて(⇒DIY初心者のためのげきかわ棚づくりの記録 - 窓の灯り - g.o.a.t

 

「うは~器用な人はいいなあ」と思いつつ。
「私にできるだろかあ〜〜あ〜」と思いつつ。

大変だろうに。実際に手を動かして作るのは。
私も何かDIYやろうと思えば、できるかもしれないけど。

 

「ゴミを製造したらどうしよう」とか。

頭にね、、ワクワクさんがよぎるんですよ。。(←ヤメロ!)

 

まあそんなこんなで、「家がダサくなるだけだ」と自分に言い聞かせて、特にチャレンジせずにいました。

 

 

棚を増設することにした経緯

ところが最近ね。結婚祝いでお皿をもらいましたのよ。
友達からと、妹から。とっても嬉しい。

食器が増えた代わりに、食器置き場が足りなくなったのですよ。

 

どこに置こうかと、旦那とウンウン悩んでいたとき、
「食器棚の棚板を増やしたいね」という話になりました。

f:id:sonoekoy:20170921144704j:image

食器棚自体を増やすのではなくて、
食器を置いている棚を一段増やすということね。

f:id:sonoekoy:20170921144600j:image

増設用の棚が売っていれば一番早いのですが、
どうも売ってないようで。

類似品もネットで探したのですが、適当なものがない。

 

でも棚の高さ調整ができるように、
棚板用の穴がすでに何か所か空いていたので、
棚受け用のダボと棚を用意すれば増設は可能でした。

あ、ダボというのは、棚を支えるピンみたいなやつね。

 

そして、私と旦那は共にDIY初心者。
上手くできるか分からないけど、、

とりあえずホームセンターに行って、棚を作れないか見てみることにしました。

 

 

ホームセンターで悩む

棚の寸法をしてから、ホームセンターへGO!
今回はコーナンさんにお邪魔しました。

予想していたよりも、いろんな箇所でつまずきましたよ、ええ。。

 

サイズを選ぶ

木材のコーナーにて木の板を発見。
しかしここで問題が。 

 

求めているサイズがない...( ;∀;)!!!
まあ予想してましたけどね。はあ、どうしよう。

 

少し小さめの板で小さいサイズの棚を作って置くか、
大きい板を買ってジャストサイズにカットするか、、

安くて薄い板材を重ねて厚みを合わせるか、
少し高いけど分厚い板材にするか、、

市販の追加棚を買うか、でも金属でダサいし、、

などと悩みまくること約2時間。笑笑

 

DIY初心者にとって、木材を切るのってハードルが高いんですよね。まっすぐ切れるのかとか、時間かかりそうとか…。

 

私もウロウロ、旦那もウロウロ。

歩き回って悩んだ結果、
実際の棚と同じ厚みのパイン材を買うことにしました。

 

サイズは棚の寸法よりやや大きめのものを選択。 

コーナンでは、木材のカットは30円で店員さんがやってくれるとのこと。

専用アプリをインストールするとカット10回タダとのことだったので、インストールして無料でカットしてもらうことにしました。

 

 

塗装剤を選ぶ

選んだパイン材の色は、棚の色に比べるとやや明るめだったので、
棚の色に合わせるために色を塗ろうという話になりました。

そしてここでまた問題が。

 

色塗り面倒...( ;∀;)!!!

 

表面を塗装するだけのペンキより、木材に浸透させて色を付けるオイルステインの方が木目がキレイに出るし、原料も優しいようで良いようで?

でも水性のオイルステインはニスが必要だし、油性のオイルステインはニスがいらない代わりにうすめ液が必要で臭いらしい...??

 

というかまず、
ハケが必要な時点でもう、面倒くさい…!!!爆

 

パッとそこに置いてあったどこかしらのメーカーのオイルステインは、乾燥に1日とか書いてあるし...!?

 

わああああああ
もう無理だあああ。゚(゚´Д`゚)゚。

 

もうここで、、ダメか、、??
と思ったそのとき。

 

旦那「あ、これ良くない?」

 

▼アンティークワックス

f:id:sonoekoy:20170917191730j:image

天然素材の蜜ろうが主な原料の、人にやさしく安全性の高いワックス。
臭気が少なく毒性の少ない溶剤を使用。
木の保護と着色を同時に行えます。
エス(いらない布)で簡単に塗ることができます。
色移り、べたつきが少なく、伸びが良い商品です。
乾燥時間は15~30分です。

  

何これ神?!最高か( ゚Д゚)!!!
ということで、塗装剤はこちらのワックスに決まりました!

 

ちなみに、8色展開していて、お店には3色だけ残ってました。
その中から棚の色に一番近い「チーク」を選びました

 

 

紙やすり購入

f:id:sonoekoy:20170917190852j:image

あ、ワックスの前にやすりが必要とのことだったので、
150番の紙やすりも買いました。
木材を塗装する前に使用する紙やすりは、120~240番あたりが良いようです。
触って粗さを確認できるようになっていたので、確認して買いました。

 

 

カットの依頼

これでサイズ・塗装の問題をクリアしたので、会計を済ませ、パイン材をカットしてもらうことに。

 

店員さんを呼んで、でかいマシーンで木材を切断してもらう。
私が7人分?くらい大きい(←なんだこの例え)。

ふと横を見ると、
「2~3ミリの誤差が出る可能性があります。ご了承ください」と注意書きが。

マジか。。
横幅が2ミリ大きいと食器棚に入らなくなるんだけど。。泣

 

そこで、切ったサイズが希望のサイズにならなかった場合に微調整をしてもらえるか聞くと「それはやってないです、、まず5mmの切断が無理なので」とのお返事。

そうか。。
まあでっかい機械で切るから調整が難しいんだよね、きっと☆

じゃあ何ミリに合わせて切れば良いか??
短めの方がまだマシか???

 

店員のお姉さんも含め5分ほど会議したのち(お姉さん、巻き込んでスミマセンorz)、実際の寸法を目指してカットしてもらうことに。

お姉さんが一生懸命測って慎重にセットしてくれたおかげで、完璧なサイズにカット!!!素晴らしい!!!ありがたすぎる!!!!。゚(゚´Д`゚)゚。

しかも断面めちゃキレイでした。
「後でノコギリで切るか」とか思ってた自分ww
こんなにキレイに人力で切れないわ。さすがマシーン。

ということで無事にカット終了。

 

ちなみにコーナン、「自由に使ってどうぞ」というセルフ工房というのがあって、ノコギリとかペンチとか無料で使い放題。すごくないですか?このサービス。

まあ、私はメジャーだけお借りしましたけどね。助かりました。

 

【余談】

ネットで探したんですけど、コーナンのセルフ工房の情報が見当たらずorz
全店舗にあるかはちょっと分かんないんですけど、ある店舗も多いみたいです?

 

 

ダボを購入

ダボはコーナンに良いのが売ってなかったので、Amazonさんで頼みました。

f:id:sonoekoy:20170917191905j:image

小さくて写真がうまく撮れませんでした。言い訳スミマセンww
棚が載る面は、ちょっと滑りづらくなってる、、気がしなくもないけど、気のせいかな?

 

実は、既製品のダボと今回注文したダボは異なる形状です。
今回購入した棚の、奥行き幅(切ってもらっていない、デフォルトのサイズのとこ)が既製品に比べてわずか5mm大きかったため、既製品と同じL字型のダボが使えませんでした。代わりに、平受ダボを注文しました。

 

▼ダボの形状、イラストにするとこんな感じです。

f:id:sonoekoy:20170921153153j:image

 

【L型ダボについて】 

L型のダボは、手前側の穴に使用することで、L字の底辺の部分が棚の前部分にぴったりと合って、棚が前に引き出ることを防いでくれます。棚がぐらついたり、棚の上のものを取ったときにひっかかって棚自体が落ちたりすることを防げる利点があります。

一方、弱点もあります。形状が決まっているため、棚のサイズがぴったりでないと長所が発揮できず、棚のサイズが大きいとLの中に納まらず棚が設置できないことも。

 

 

塗装します

旦那と家に帰って塗装に移ります。

 

庭にビニールを敷いて(いらないゴミ袋使いました笑)、木を置きます。

f:id:sonoekoy:20170917190830j:image

 

ざーーーっと全面にかけて紙やすりをかけていきます。
紙やすりはハサミで10cm×10cmくらいに小さくカットして使用。
木材の角は当たると痛いと思うので、ちょっと丸めるようなつもりで。

 

終わったらアンティークワックスを塗る!

いらない雑巾を半分に切って、、

f:id:sonoekoy:20170917190951j:image

 

ワックス、ぱかーーん

f:id:sonoekoy:20170917191009j:image

 

なんかツブツブ。見た目だけね。

f:id:sonoekoy:20170917191051j:image

 

雑巾にとって、おりゃーっと塗ります。

f:id:sonoekoy:20170917191052j:image

f:id:sonoekoy:20170917191055j:image

初めは思ったより色がつきません。雑巾に取っていくうちに、色がつきやすくなっていきます。

 

ぬりぬりぬり。裏面と側面も塗っていく。

f:id:sonoekoy:20170917191126j:image

左上に見切れているのは、荒ぶっている旦那の手です。
一応ビニール手袋つけてます。

 

と、ここで異変が...!!
木に傷というか、凹みができているではないか!!(赤丸箇所)

f:id:sonoekoy:20170917191212j:image

どうも下のコンクリートがぼこぼこしていて、上から力任せに押さえつけて塗っていたので、柔らかい木が凹んで傷ができてしまいました。。

でもこれも味、かな?…気にしないもん。泣

あの、これから塗る人は、板の下に布かクッション材か、何か保護材を敷いて作業することをオススメします。

 

はいっ、できた!
あとは30分くらい放置して完成。

f:id:sonoekoy:20170917191238j:image

切った残りの板との比較。全然違う木に見えますね!すごい。

においはしません。近くで嗅いでも、においはよくわからない、というくらいです。優秀。

色むらも写真ほど気になりません。

 

ちなみに、元々の食器棚はこんな色です。結構近くなったかな?

f:id:sonoekoy:20170917191332j:image

 

 

設置します

次の日になりました。
ダボが届いたので早速設置。

 

完成!!!

f:id:sonoekoy:20170917191951j:image

…どれ?て感じですよね。1番上の段が、作った棚です。
言わないと、どっちが作った棚か分からないくらいですね。
素晴らしい出来!!パチパチパチ!!

 

 

おわりに

DIY大変だった~けど素晴らしい棚ができました。やっぴー。

とりあえず、アンティークワックス最高。DIY初心者でも、面倒くさがりの人も、ハードル低くDIYに挑戦できることでしょう。このような便利商品はどんどん世の中に出て評価されていって、また便利な商品を開発していってほしいですね。まだ半分以上残っているので、、なんかまた木を塗るときにでも使いたいと思います。はい。

皆さんもぜひお試しあれ。それではまたにー☆